お知らせ
合氣道が教えてくれた、心と身体のつながりと成長のよろこび
合氣道が教えてくれた、心と身体のつながりと成長のよろこび
合氣道を始めるきっかけを作ってくれたのは親しい友人です。心身統一合氣道の稽古を始めるに至った想いと経緯、稽古内容やどのような実感を得ているのかを一所懸命に語ってくれる姿が心に響きました。その当時、ささいなことで心が波立つようになっていました。何とかせねばと思うばかりでした。そうした状況に道筋を示してくれる稽古なのではと感じ合氣道を始めることにしました。
稽古を始めて7年目になります。心が身体を動かすことは知っているつもりでいました。ただ、心の状態が身体の状態にいかに大きな影響を与えているかについては深く考えたことはなく、理解もできていませんでした。そのことを合氣道を始めてから痛感しました。
稽古に出るたびに自分の心と身体のありようについて氣づきがあります。氣づくことができるから行動は変わる、行動を継続し、心身両面で鍛錬を積むことで、できるようになる、こんなに励みになることはありません。できなかったことができるようになっていく、その喜びはひとしおです。
稽古では、合氣道で学んだことは日常生活に活かしてこそであるということを教えていただきます。学んだことをいかに日常生活に活かしていくか。先生方がその橋渡しをしてくださいます。実に有り難く、感謝していることのひとつです。
合氣道を通して、自分のありのままを穏やかな心で受容できるようになりました。自分を信じることができるようになりました。強がることがなくなりました。プラスの面から物事を捉えることが習慣となりました。何かができないことは恥ずかしいことでも情けないことでもなく、単なる成長への通過点に過ぎないのだと素直に思えるようになりました。生かされていること、多くの人に受け容れてもらい支えてもらっていることに、以前にもまして感謝の氣持ちが持てるようになりました。
人はいくつになっても一歩一歩成長していくことができるのだという実感と張り合い、喜びを得ることができる、それが私にとって合氣道の持つ意味です。